筑前町立大刀洗平和記念館
去年の10月撮影の写真です。
大刀洗平和記念館は、福岡県朝倉郡筑前町にある歴史資料館。
旧日本陸軍九七式戦闘機、旧日本海軍零式艦上戦闘機をはじめ、
大戦(太平洋戦争・大東亜戦争)中の資料約1800点が展示されています。
戦前「東洋一」と謳われた広大な飛行場があり、
日本陸軍が誇る西日本最大の航空拠点だったそうです。
そしてこの飛行場は特攻隊の中継基地にもなっていたため、
多くの若き特攻隊員を見送った場所でもあるのです。
因みに、終戦間際、義理の父も召集令状を受けこの飛行場に配属されていたそうです。
そんな歴史を踏まえ、後世に平和の尊さを伝えようと建てられたのがこの平和記念館です。
膨大な資料や遺品は、展示の仕方はとても見やすく、規模も大きなものになっています。
館内は写真撮影禁止なのですが、零戦だけは撮影OKということで、写真を撮ってきました。
写真の零式艦上戦闘機はマーシャル諸島のジャングルで見つかったものだそうです。
当時の資料や遺品を見ると、感慨深いものがあります。
北朝鮮のニュースを見る度に(まるで戦前の日本を見とるようじゃ)
と義理の父が言っていたのを思いだしました。
日本もつい65年前までは、そんな国だったということ、
忘れてはいけないと思いました。
Photo Nikon D90 Nikkor ED 17-55mmF2.8G(IF)







